怠惰と欲望のせめぎ合いがここで始まるわけです。
そんなあなたに(誰かに)一つのソリューションを!
ゲーム用のパソコンのニアフィールドシステムとして使用している
SONYのコンパクトオーディオシステム『CAS-1』
数年前、僕がこのオーディオスクエアに配属になる前に購入した物ですが
これを全力で鳴らしてあげたくなってしまいました、、、
(SPケーブルはZonotone 6nsp-granster 2200αに変えております) |
オーディオ、ゲーム双方から怒られてしまいそうな中途半端システム、、、 |
そんな小さなシステム SONY CAS-1を
アコースティックリバイヴ USB-1.0SP-TripleC で!!
このアコリバのUSBケーブル、電源部と伝送のケーブルが別で取られており
typeB-typeA(2本)分岐タイプとなっています!!
電源ノイズを完全にアイソレートしているというこの機構。
そこまで言われてしまうと気になることが出てきますね!!!
そこでやってみたのがこちら!!!!
接続方法の選択肢としては
①USBケーブル 電源とデータをPC
②USBケーブル 電源をhub データをPC
③USBケーブル どちらもhub
④USBケーブル 電源をPC データをhub
⑤USBケーブル 電源をapple純正
そして実験に使用した音源はこちら。
こちらもおうちコンパクト需要で
ストリーミングで再生可能なソースを選択してみました。
*1曲完全な趣味で購入音源が入っております。
amazon music HDより
さかいゆう feat.テラス・マーティン
孤独の天才(So What)[feat.テラス・マーティン] 24bit/48kHz
聴きドコロ!
・冒頭の薄めのライドの透明感
・ベースのボディの鳴り
・さかいゆうのボーカル 中域から低い声にいくとこ
・テラスのサックスソロ
聴いてみて
①セッティングまでわかりそうな定位感
イントロのさかいゆうのエフェクティブな声はしっかりLR降られて
聴きづらくない、団子感無くなった。
②ライドシンバルのピングが良くなった。低域の再現度増した。
③力強くなった上の見通しよくなる。HIFI感出てくる。
④ 低域が減りスーパーローあたり締まりがない
ボーカルは聴きやすくはあるローミッド改善の余地あり?
⑤全体的にコレが正解感。セパレート良くなったドラムの音いい。
スネアのチューニングやニュアンスが細かくわかりそうな雰囲気
続いて2曲目
ディアンジェロ
「jonz in my bonz」 24bit/96kHz
聴きドコロ
・冒頭のオルガンエフェクトのギター
・パーカッシブなオルガン
・下から這い寄るようなベースライン
・口径の小さいバスドラ
聴いてみて
①定位良い。ベースの音圧が程よくいい感じ
②冒頭のギターのSNもう一声。細かいドラムのニュアンスがぼやけがち
③オルガンのパーカッシブなサウンドがわかりやすくなった。
ハイハットの主張が多い
④ギターの質感良く、オルガンの輪郭がいい。ベースはパワフル
ドラムは小口径だと合わない感がある
⑤オルガンのマスタリングの凄まじさが伝わる
MIDはかなり落としてるが粒がわかるベース、
小口径のいい低音が鳴っていて、
キックの細かいニュアンスが非常に小気味よい
Perfume
ナチュラルに恋して 16bit/44.1kHz
聴きドコロ
・スピーカーですら感じるベースが包んでくるようなエッジ音がフェーズしてそうな音
・ベースのスラップ
・ドラムの定位 スネアの使い分け
・3人の声がセンターで聞こえることのないマスタリングの妙
聴いてみて
①定位ギターとしての音とドラム
特にボーカルの定位真ん中に持ってきてないのが印象的になる
②広がり良くなるがギターがどうしても中域が物足りなくなるドラムが奥にいく感じ
③一歩引いた感じギターの質感良きドラムが推進力上がる
高域の影響ボーカルのエフェクトの変化が面白い
④全体的に活力あがるこれはこれでいい。ドラムが若干まとまりすぎかも
⑤これが一番定位とセパレーション、活力どれも良し。
キリンジ
スウィートソウル 24bit/96kHz
聴きドコロ
・コンガのなり方
・ソリッドでマットなドラムのサウンド
・右の方へ静かに逃げていくリバーブ
聴いてみて
①定位良い。安定感
②中域強めでピアノ、ギターの質感曲にマッチだが少しこもるように捉えることもできる
③低域強く、一番オーディオ感あるけど悪くない
④コンガの響き感は一番良い。ボーカルとバスドラでちょっとかぶりがきになる
⑤一番良く聞こえるけど曲的にはベストマッチではない
K A N
エキストラ 24bit/48kHz
聴きドコロ
・イントロのピアノ音色
・KANさんの声
聴いてみて
①定位が良くピアノの響きの豊かさ
②推進力が上がった感低域がよりました
③高域がより広がった感じ、、しろトータルで狭まったように感じる見方もあるかも
④パワー感あがる。バラードですが溌溂とした感じ、、、
⑤定位は声がバシィッとなり静かにはなったがつまらんかも
エンニオ・モリコーネ
「ラ・カリファ」24bit/48kHz
三村奈々恵氏のマリンバver.も聞いてみました。完全な趣味です。
気持ちよく聞くことができました。
聴きドコロ!!
イタリアの小さな町での工場同士のいざこざの中で夫を失ったヒロインが
敵対していた経営者の一人と次第に惹かれ合ってしまい、
それを煙たがった敵対経営者たちは、、
というようなロマンス映画(だと思っています)
・柔らかで少し切ないストリングス
・オーボエの主題の響きの良さ
・ストリングスはオーディオ感が強い、その聴こえ方の違い
聴いてみて
①冒頭の弦の空気感。オーボエの定位と響き良い
②オーボエの響きメインででてくる。少しデータ感が出る気がする
③低域やはり強め。オーボエは優しい感じになる
④広がり良くなる。がオーボエはグッとこない。後ろすぎる?弦の表現も然り
⑤ここに来てやっと弦の主題がオーディオ感なくなる。良い
シエナ・ウインド・オーケストラ
20周年記念コンサートLIVE
ワーグナー 歌劇「ローエングリン」より
エルザの大聖堂への入場 16bit/44.1kHz
あらすじはなかなか長くなるので各自必ず目を通してください。
聴きドコロ
・冒頭の可憐で美しいセクション
・ホルンが入ってからの厳かな空気感
・金管セクションの柔らかく差し込む日差しの様なハーモニー
・ハープのパートから感じる推進力
・次第に盛り上がり上がっていく音圧
劇中ではマイナー調になり物語が進んでいきますが楽曲としては壮大なエンドです。
聴いてみて
①引き込まれるような良さ。これはあくまで基準ですが非常に納得感あるサウンド。
②ハープのセクションは良く聞こえてくる。木管のところの見通しがほしい
③最後ダイナミックに聴きたい人はいいかも
④木管、金管、打楽器全体的に大人しくなった。SN上がったと言われれば、、、
繊細な感じで聴きたい方はいいかも
⑤冒頭のセクションが非常に雰囲気出る。ハープの音色感伝わってくる。
金管の豊かな響きで最後の主題に入る前の荘厳な雰囲気はこれが一番
といった結果になりました。
いずれにしても個人的評価に基づくものになるので、聞き手によっては
違うかもしれません。
③と⑤が個人的に評価が高い、、、
③、、、何故なのでしょうか、、、
⑤に関しては電源を分離して伝送する重要性が証明できたのではないでしょうか!!
それ以外はこのような違いが出ているのは興味深い結果となっています。。
今後、違う機材などでも試していきたいと思います!!!
お客様もご自宅のシステムで試してみてはいかがでしょうか!
|
⑤はこんな感じに接続していました |
残りの実験は店頭でやってまいります!!
次回のラボをお楽しみに!!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿
掲載に関するお問合せはこちらからどうぞ