ボディサイズもSQ-38uよりも約3センチほど薄くなっているのでラックの間にいれた場合の放熱も有利に働きそう。価格はSQ-38uの378,000円に対してLX-32uは273,000円という価格構成になっています。
真空管アンプといえば電源投入直後は不安定なイメージですが、LX-32uは石のアンプのごとく普通に鳴り出しました。SQ-38uはやはり少々の時間を要しますが、LX-32uは安定感のあるスタートをみせました。もちろん30分もすれば更に落ち着きを増してきます。
出力管はEL84を8本使用。イメージとしてはかつてのネオクラシコシリーズ SQ-N100をパラレルプッシュにした構成です。見た目は違えど遺伝子レベルではネオクラシコが兄弟と言えるかもしれませんね。
2013年9月23日現在、SQ-38uの展示もありますのでLX-32uとの比較もできます。是非店頭へ足をお運び下さい。