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2018年6月11日月曜日

【新製品レポート】イギリスCAD社 仮想アース GC1 色々試してみました!


お店には、毎日沢山の荷物が届きます。


店に届いた荷物を開けてみると、中からイカスミの様に真っ黒な謎の箱。


ずいぶんと奥行きがあります。持ってみるとなかなかの重量。


なんか羊羹みたいです!


毎日お店におりますと
むむっ・・これは一体何だろう・・・
という物体が店に届くことも珍しくありません。


実はこれは…


イギリスのCAD(Computer Audio Design)社
仮想アース GC1
定価:400,000円(税別)

はい、ちゃんとオーディオ製品です!←失礼やろ!

今世界で話題の製品なので、今回製品に触らせて頂く貴重な
機会を頂きましたので、レポートさせて頂きます。


裏にはこのように小さな穴が2箇所開いているだけです。


同梱されているケーブルです。

写真では伝わりづらいですが、作りは結構しっかりしてます。
強く曲げると折れそうなくらい硬いケーブルです。
慎重に扱うようにします。

片方はバナナプラグになっていて、
もう片方はRCA端子


では早速試してみることにしましょう。
実験に使用する機器は、

Accuphase プリアンプ C-3850

Accuphase パワーアンプ A-70

B&W スピーカー 802D3
これらを繋いだシステムです。
このままでも音像のフォーカスがすごくて、
まるですぐ目の前で演奏しているかのような音です。


さっそくGC1を接続してみるとします。



使い方はとてもシンプル。
バナナプラグ側をGC1の裏に接続。


RCA端子側を、機器のRCA端子に接続。
端子は入力でも出力でも、空いているところならどこでもOK!
LRがある場合も、どちらでも大丈夫です。


実際に接続して試してみると、見かけによらず(←本当に失礼)
効き目の大きさにびっくりしました!

音像がかなり引き締まって出てくる音の数が増えます。
静けさもかなりUPする印象です。

最初はプリアンプC-3850に試しましたが、
接続するのがCDプレーヤーやフォノイコなど、
上流の機器であるほど、効き目が大きい感じがします。

本当に思っていたよりも効果が大きいので、逆に音が締まり過ぎで
好みのバランスではなくなってしまったと感じた場合は
パワーアンプに接続するなどすると、効き目を調整できそうです。

なるほど、
こういう音質なのね~。

面白いことを思いついたのでついでに実験しました。


今度はアンプを真空管に変更して実験!
こちらはTriode TRV-88SER(定価:19万円税別)

KT88管を左右プッシュプル方式で使用した、
パワフルな音が特徴です。

このアンプをこの実験にチョイスした理由は、
「ものすごい低音の量が出るから」

仮想アースのお値段がアンプの倍になってしまうわけですが(笑)
とりあえずやってみましょう。
組み合わせがよいとお値段以上の素晴らしいポテンシャルを
発揮してくれる真空管アンプですので!



組み合わせるスピーカーは
Harbeth HL Compact7ES3
定価:396,000円(税別)

見た目どおり(?)の暖かい音色で、
まとまりの良い音が特徴です。

組み合わせが良いと出てくる密度の濃い音が
なんともクセになるスピーカーです。



さっそく真空管アンプTRV-88SERにGC1のアースケーブルを接続。

TRV-88SERはLINE3入力がフロントにあるので、
こういうちょっと実験したいときは助かりますねぇ。



実際やってみて今回はかなりビックリ!
予想通りの効果というより、予想以上でした。
「明太子と白ご飯」的なすばらしい組合せを
発見してしまったかも知れません。

量感たっぷりな低音が気持ち良いこのアンプとスピーカーの
組み合わせですが、量感たっぷりがゆえに、
音楽によってはもたついて聞こえたり、
音の輪郭がぼわっとしたりというところがありました。

そんなお悩みがところどころ出てしまうシステムには、
このGC1は相性が良いかもしれません。

このGC1を接続することで静けさと瞬発力が出て、
クラシックでは「マーラー交響曲第5番」のような曲を聞くと、
音量の小さい所と大胆な所のメリハリが出て驚かされます。

ジャズでは、お腹に響くようなパワフルなバスドラムの音圧は
損なわずに、解像度が上がって驚かされます。

ロックでは、特にヘビーメタルファンがよく抱える、「ズグズグ」した
重たいリフと、「音の分離」のよさの両立という難しい問題をクリアするための
一つの手段かもしれません。

この場にはなかったので試せませんでしたが、
McIntosh MC275 Ⅵのようなアンプに接続しても面白そうです。
McIntosh パワーアンプ MC275Ⅵ


と、ここまで好き放題に実験させて頂きましたが、
いかがでしたでしょうか。



CAD 仮想アース GC1
定価:400,000円(税別)

お取り寄せにて対応させて頂きます!

ご興味お持ちのお客様は、お問い合わせお待ちしております!


オーディオスクェア相模原店
042-730-1326
神奈川県相模原市中央区横山1-1-1
ノジマ相模原本店内
メールアドレス:audio-square110@nojima.co.jp

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