好きな真空管はKT88です!見た目も好き!
そんなKT88管がささったTriodeの新製品TRX-P88Sが、店頭デモ機としてお店にやってきたので、今回はそのレポートです。
開梱直後のTRX-P88S |
■
Triode 真空管ステレオパワーアンプ(ボリューム付き)
TRX-P88S
- 回路型式 :A級シングル
- 使用真空管:KT88×2本、12AU7×3本
- バイアス方式:固定バイアス
- 定格出力 :10W+10W(8Ω)
- 周波数特性:19Hz~60kHz(±3dB)
- SN比 :64dB
- 入力端子 :1系統(RCA)
- 入力感度 :250mV
- 入力インピーダンス:100kΩ
- 入力ゲイン切替スイッチ:0dB、-3dB、-6dB、-12dB
- スピーカー出力端子:1系統4~8Ω
- 消費電力 :91W
- サイズ :横340×奥行320×高188mm
- 重量 :16.2kg
- 付属品 :真空管ボンネット、電源ケーブル
- 別売サイドウッド:左右一組5,000円(税抜)
- 税抜定価:160,000円
フロントパネルはシンプルに、電源スイッチとボリュームのみ。
ん!?INPUTノブがない!
そう、これはボリュームが付いていてプリメインとして使用できますが、
プリメインではなくパワーアンプです。
INPUTノブがなくて入力が1系統なのも、これはパワーアンプという位置づけの
製品だからなのです。
左右の大きな真空管が、KT88管です。
同じくKT88管を搭載していてすでにラインナップされているTRV-88SERは片chに
2本使用したプッシュプル方式ですが、このTRX-P88Sは片ch1本のシングル。
プッシュプル方式のTRV-88SER |
プッシュプルのTRV-88SERと音質の比較すると、TRX-P88Sの方が
より軽快に、楽器同士がごちゃごちゃせずに音の分離もよく聴こえる印象です。
しかしTRV-88SERのような中低域の力強さや密度は有り、
よりバランスが良くなった感じです。
ROCKとギターが大好きの杉村としては、
ジミ・ヘンドリクス、Char、リッチー・コッツェンなど、
Fender系ギタリストのサウンドを聴いてて楽しいですねこのアンプ!
ストラト/テレキャスサウンドを聴く時って、歯切れの良さが欲しいけれど
中低域が痩せるのも困るという悩みが出やすいのですが、このTRX-P88Sは
そんなときに聴いてみると解決してくれるアイテムかもしれません。
(すみません、ギターの話はここまでにしておきます。)
写真左のノブがゲイン調整、右隣のトグルスイッチがパワーダイレクト |
背面の銀色のノブを回せば-3db、-6db、-12dbとゲイン調整ができます。
より歯切れの良さ、音像のフォーカスを良くしたいというときにゲインを落として
フロントのボリュームを上げて調整すると良さそうです。
隣のパワーダイレクトをONにすると、ボリュームが効かなくなります。
別でお持ちのプリアンプを組み合わせるときはこのスイッチをONですね!
今回は、このパワーアンプを単体で使用したレポートとなりましたが、
店頭でお申し付け頂ければ、プリアンプと組み合わせた試聴も対応させて頂きます。
ROCK以外もとても良い音で鳴ってくれるとても良い製品ですので、
是非!音を聴きに来てください!
より歯切れの良さ、音像のフォーカスを良くしたいというときにゲインを落として
フロントのボリュームを上げて調整すると良さそうです。
隣のパワーダイレクトをONにすると、ボリュームが効かなくなります。
別でお持ちのプリアンプを組み合わせるときはこのスイッチをONですね!
今回は、このパワーアンプを単体で使用したレポートとなりましたが、
店頭でお申し付け頂ければ、プリアンプと組み合わせた試聴も対応させて頂きます。
ROCK以外もとても良い音で鳴ってくれるとても良い製品ですので、
是非!音を聴きに来てください!
オーディオスクェア相模原店
TEL:042-730-1326
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