増幅素子が大きなポイントでSIT(Static Induction Transistor)を使用しています。
東北大学の名誉教授 西澤 潤一氏による静電誘導効果を利用したデバイスです。
大電流に対応しながら消費電力は少ない。低内部抵抗、高速動作、低損失、入力された信号波形に忠実な増幅を可能とする非常に物理特性の良い素子だそうです。

さてこのアンプ、前段は真空管を使用し終段にSITのAB級動作、Non-NFBのOTLという回路構成。デザインなのか、前段の球のお陰なのかハイテク商品くさい感じは一切なく、華やかであたたかいヴォーカルにスピード感の在る弾むような低域で楽しく音楽に浸れることでしょう。
デザインもかなり個性的。パネルやノブの質感も独特でレトロ感に溢れています。
Maxonic V/Tube & SIT O.T.L Pre-Main Amplifier SD-016 メーカー価格:1,102,500円(税込)
2013/7/29現在試聴可能です。期間限定の展示となっていますので是非お早目のご来店を!